切迫流産切迫早産での入退院、そして31週目での正産期前分娩 奥戸サオリさんのエピソード

非常にデリケートな妊娠期間中。
どれだけ元気な人でも、ひょんなことから長期入院を経験せざるを得ないこともあるのです。

今回ご紹介するのは、妊娠20週目に切迫流産と診断されて、その後分娩まで入退院を繰り返すことになってしまった奥戸サオリさんのエピソード。

奥戸サオリさん(@saoriokuto)は、「OKA-SAN24」という育児ブログを運営されています。

ブログでは無事に誕生してきたお子さんの現在の様子などがつづられています。
どの記事にもお子さんへの愛情がいっぱいつまっていますよ^^

今回はそんな奥戸さんの妊娠中の様子から分娩の様子までをご紹介させていただきますね。

みんなの出産エピソード

スポンサーリンク

妊娠初期から中期まで微量な出血が続く

妊娠初期からごく少量の血が出たり止まったり

その都度診察してもらうが特に原因は見当たらず。

妊娠17週

再度出血、10日間ほど続く。

妊娠19週

当帰芍薬散(漢方薬)を処方され自宅安静するも少量の出血は続く。

妊娠中の出血は気になりますよね。
私も妊娠中は何度か出血して、あわてて病院に駆け込んだり電話した覚えがあります。

文章ではサックリ振り返られていますが、この間2週間以上。

病院でもはっきりした理由はわからなかったというし、毎日毎日出血の状態を見ては、きっと不安な気持ちになっていたことと思います。

切迫流産で入院

妊娠20週

出血が続いていたため、切迫流産・早産で入院。

妊娠20週で入院となります。

妊娠22週を境に切迫流産(~妊娠21週目)と切迫早産(妊娠22週目~)にわかれるのですが、自宅安静でいい場合もあれば、奥戸さんのように入院しての管理ということになる場合もあります。

状態を見ながら退院できることもありますし、分娩まで長期入院となることもあるそうです。
診察してみて急に「今日から入院します!」と言われてしまうこともあるようなので、心の準備も大変ですよね。

24時間持続点滴(リトドリン・子宮収縮抑制剤)スタート。

点滴の副作用で母体の肝機能の数値が上がり、肝機能障害を防ぐための注射も定期的に打つ。

24時間の点滴。
これも毎日のことになるので、点滴する腕がキツくなってくるそうです。

しかし状態が回復してきたのか、妊娠24週目の時に一時退院することができました!

入院中は病院で管理してもらえるので安心ではありますが、やはりパートナーさんの側で過ごせる方が心が休まりますよね。

私も妊娠中に安静にするように指示が出たことはありましたが、ずっと自宅で過ごせたので、それだけでもありがたいことだったということだと思います。

妊娠28週で子宮口が開き始める

一時退院することができた奥戸さんですが、妊娠28週目の時に子宮口が開き始めてしまいます。

妊娠28週

再度出血、子宮口も1㎝開いていたため、そのまま再入院。

子宮口が開くということは、そのままの意味で、赤ちゃんが出てきちゃいそうになっているということです。

子宮口は全開大で10cm。
この段階では1cmなので、今すぐどうこうというわけではありませんが、まだまだ産まれてくるには早すぎる時期なので、赤ちゃんにはもっと長くお腹の中にいてもらわないといけません!
急いで出てこなくていいんだよー!!

子宮頚管はあまり短くなりませんでした

子宮口が開き始める傾向として、子宮頚管が短くなってくるということがあります。
私も少し短くなってしまいました。

しかし奥戸さんは、子宮頚管の長さに関してはあまり変化がなかったそうです。

切迫流産・早産の兆候の一つとして、子宮頸管の長さが短くなることも多いのですが、私の場合はなぜか子宮頸管の長さはあまり短くならなかったです。(もちろん入院中は毎日診察があり、毎日長さを測られていましたが、短くなったのは再入院のときくらいでした。)

なるほど。
本当に色々あるんですね。

今はネットとかで簡単に情報を検索することができますけど、自分で判断せずに、必ずお医者さんに診察してもらうことの大切さがわかりますね。

奥戸さんも

子宮頸管の長さはあくまでも目安でしかなく、長いからといって自己判断で安静生活をゆるくしてはいけないなと思いました。

とおっしゃっています。
本当にその通りですね。

妊娠31週目0日で破水します!

31週0日

破水あり。

医師からこの一週間のうちに出産になる可能性が非常に高いことを告げられる。

正産期は、妊娠37週0日~41週6日までです。

赤ちゃんは妊娠37週目までに、身体の機能ができあがります。
正産期に差し掛かれば、赤ちゃんはいつ産まれてきても大丈夫な状態です。

奥戸さんは31週目で破水が起こり、身体が分娩への準備がスタートしてしまいました。
正期産にはまだかなり早いです。

赤ちゃんがお腹の中で過ごす1日は、外の世界で過ごす1週間に相当するといわれています。
正産期までは、例え1日でも長くお腹の中で過ごすことが、赤ちゃんにとってはとても大きな違いがあるということですね。

奥戸さんの身体と赤ちゃんの身体のために、点滴でお薬を入れながら、一日一日を過ごしていきます。

そしてとうとうその時がやってきました!

31週3日 陣痛開始

31週6日(出産当日)

AM2時半頃

痛みで目が覚める。

しばらくして間隔が短い気がしてスマホで測り始める。

とうとう陣痛が始まりました。

午前3時ごろにナースコールし、陣痛の様子を測る機械(NST:ノンストレステスト)をつけるも、その日は他の分娩もかぶっていたらしく、看護師さんがバタバタ!

AM4時半頃

いよいよ痛みが強くなり再びナースコール

「宿直の先生がずっと手が放せなくて、点滴の流量増やしたくても許可なく増やせないの。もうちょっと待っててね。」と言われるも、もはや薬で抑えられるとは思えずこのまま出産に向かうことを悟り始める。

悟り始めました!

AM5時頃

まさにその感覚がきてナースコール

即座に車椅子に乗せられ診察室へ

診察台に乗せられ診察しようとした瞬間に大量破水

「あっ!もう頭出てきてる!すぐ分娩台へ!」

と焦った先生の声でこちらも軽くパニックΣ(´∀`;)

「その感覚」というのは、「大きい方がしたくなった感覚」だそうです。
奥戸さんは、これを繰り返し看護師さんに念押しされていました。

ちなみに私は、大きい方がしたい感覚はなかったです。
ただただお股の方に猛烈な圧迫を感じたのみ。
「出そう!」って感じではなかったなぁ。

診察室まで車椅子だった奥戸さん。

歩いて分娩台まで行くところばっかりなのかと思ってたのですが、やっぱり車椅子が出動する場合もあるんですね!
奥戸さんのケースがそれだけ緊急性の高いものだったから、というのもあるかもしれませんが。

そして男前助産師さん主導でいよいよ分娩スタート!!

…するも、私のアホな勘違い(どこかで読んだ『出産はいきみ逃しが重要』的な文言が頭から離れず)で、いきんでいい場面でひたすらいきみ逃しをしていたら、

「あれ?いきんでる?力入らないのかな??」

と周りがザワつき始める。

そのザワつきでやっと勘違いしてることに気づくも、恥ずかしさで我に返ったせいか、痛みが一瞬遠のく(ノω`*)笑

初めての分娩ですからね。
どこでいきむのかわからなくても仕方ないかも。
そもそも「いきむ」って感覚すら、分娩のその時までよくわからなかったりしますもんね(^▽^;)

大きい方をする感覚とはまた、ちょっと違ったりしますもんね。

あれ?みんなどうなんだろう?
私は微妙に違ったんですけど、みなさんはどうでしたか?

無事誕生 そしてNICUへ

AM5:46

息子誕生!

週数が浅いこともあり、産声は上がらない可能性もあると聞いていたけど、元気な産声を上げてくれる。

その瞬間涙が溢れる(´;ω;`)

31週での出産となりましたが、赤ちゃんは元気に産まれてくれました!
よかった!ありがとう!

早く産まれてきた赤ちゃんは、極低出生体重児ということもありすぐにNICUへ移動してケアが始まるのですが、

当然、抱くことなんてできないんだろうなと思いながら見つめてたら、一人の助産師さんがNICUの先生に

「状態どうですか?お母さん抱くことできますか?」

と聞いてくれて、

「少しだけなら大丈夫」

と抱かせてもらえただけでも嬉しいのに、私のスマホを持っていた助産師さんがすかさず写真も撮ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったです。

その後お子さんは保育器ごとNICUへ移動されたそうですが、移動する前に抱っこできて良かった!本当に良かった!。゚(。ノω\。)゚。

奥戸さんのブログには、この時撮影されたお子さんの写真も掲載されています^^

私、この写真を拝見した時、ブワーッと涙が出てきました。
出産って、改めましてすごいことですね。

NICUで2か月間過ごして無事に退院

1480gの極低出生体重児として産まれた息子は、NICUに約2ヶ月間お世話になりました。

その間、血小板の数値が下がって退院予定が延びたり、ハラハラすることも多々ありましたが、無事退院することができ、退院後は驚くほどすくすく成長してくれています(*´꒳`*)

通常の約半分ほどの体重で生まれてきた息子さん。
初めての抱っこの時も、きっととってもとっても小さかったことと思います。

NICUを経験された出産エピソードは他にもあります↓
参考記事リンクNICU(新生児集中治療室)に関する記事一覧

奥戸さんは赤ちゃんよりも先に退院することになりましたが、赤ちゃんもがんばって、元気に退院することができました^^

奥戸サオリさんの出産エピソードの振り返り

出産エピソードというのは、出産の数だけあるものですね。

今回は駆け足で奥戸さんのエピソードを振り返らせていただきましたが、元記事ではもっと詳しく、治療に使われたお薬のお話などについても触れておられるので、ぜひのぞきに行ってみてください。

出典元記事切迫妊婦の出産レポート(31週6日の早産)|OKA-SAN24

NICUに入っていた期間の様子についても、別の記事で詳しく書かれていますので、そちらもあわせてどうぞです。
参考外部リンク1480g極低出生体重児で産まれた息子のNICU時代の振り返り(前編)